看護師の仕事は、ほとんどが立って行うものだったり、体を動かしたりすることが多く、体力を消耗しやすいと言われています。体力作りは、看護師として働くうえで必要な要素の一つです。そのため、現役の看護師の中には、常に体力作りを心がけている人も少なくありません。しかし、体力に自信がない人もいるでしょう。そうした人でも、心がけ次第で体力はつけられます。
まず、体力作りに大切なことは睡眠です。夜更かしはせず質の良い睡眠を取ることで、消耗した体力の回復が図れるため、睡眠は体力作りの基本となります。睡眠をしっかりとらないと、集中力の低下を招いたり、意欲的に行動できなくなったりしてしまいます。次に大切なことは、運動です。ジムに入会しても良いですが、体力に自信のない人はウォーキングやジョギングから始め、無理なく徐々に体力を作っていきましょう。また、自宅で気軽にできるスクワットも、体力作りには有効と言われています。
そして、食事も忘れてはいけません。体力作りに効果的な食事は、タンパク質と鉄分を意識したものです。加えて、栄養素が偏らないように、バランスのとれた食事を心がけましょう。タンパク質と鉄分を積極的に摂取することで免疫力が向上し、体力作りを促進する効果があると言われています。忙しいと、ついついパンやお米など、炭水化物に偏った食事になりがちです。ですが、タンパク質や鉄分が不足すると疲労が溜まりやすいため、忙しいときこそ特にこれらを意識した食事をとりましょう。